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24時間テレビイモトと盲目の美女キリマンジャロ登頂プロジェクト [ドキュメンタリー]

2011年8月24時間テレビにイッテQ登山部イモトが

盲目の美女【立木早絵】さんとキリマンジャロ登頂を目指す!

第4の挑戦はアフリカ最高峰【キリマンジャロ】をタンデム挑戦


2009年6月14日放送のではイモトはすでに見事

キリマンジャロ登頂を果たしている

イモトは同じ年の24時間テレビのランナーとして

歴代女性最長距離126キロを走破も経験!


今回初めて登山に挑む立木早絵さんは

2歳の時にかかった重い肺炎の影響で視力を失った。

しかしピアノ、水泳など幼い頃から何事にも

果敢に挑戦!しており、過去24時間テレビでは

津軽海峡の縦断リレーやトライアスロンにも

挑み自らを鍛え成長させてきた。

彼女は言う「私の目が見えないのは、みんなの足が遅い

とか、歌が下手とかと同じでちょっと見るのが苦手なだけ」と

立木早絵.jpg

そんなポジティブ娘2人がタッグを組み、一大チャレンジに挑んだ。

せっかくキリマンジャロに行くならば、イッテQカレンダー8月編

「キリマンジャロの絶景」も担当してもらおう!という制作側の

都合も加味しての挑戦だ!


 ≪プロローグ≫

立木さんとイモトは5月からトレーニングを開始、

初めての海外がアフリカ、初めての登山がアフリカ最高峰!

とてつもなく大きな初挑戦なのだ!

何もかも初めての立木さんは、高山病の危険性や登山の歩き方から始まり

初めての西武尊強化合宿も経験


図14.png

キリマンジャロは、アフリカ・タンザニア北部

ケニアとの国境付近にそびえる山だ。

今回は登山だけではく、キリマンジャロからの映像を

日本に届けるというチャレンジでもある。

登山隊から送られる映像を、まずは麓のベースキャンプでキャッチ。

そこからインド洋上の衛星を介して日本の山口へ。

そして東京日本テレビから全国へハイビジョン生中継放送される。

もっとも重要なのは登山隊から麓へ映像を送るシステム。



今回、登山隊を率いたのは

内村の冬富士・イモトのモンブラン登頂を成功させた角谷さん。

キリマンジャロ登頂の難しさは距離と標高。

往復100キロ以上を登るうえ、

高度は一日1000メートルずつ上がる。

プロの登山家でも高山病になるケースが後を絶たない。 

それが登頂率50%の所以である。     

チーム一丸となって挑む壮大なチャレンジが始まった。


1nd:ドキュメント≪アフリカ大陸へ≫


2011年8月13日出国、日本から26時間、国内線に乗り換えて

2時間、空港から車でさらに2時間

8月16日、放映日4日前に【マラングゲート】標高(1,800m)に到着

初日の目的地は

標高2700メートルの山小屋【マンダラハット】。

初日の距離は13キロ。

登りながら2人の呼吸を合わせるトレーニング。

まさに二人三脚。

それらを合わせなければ到底キリマンジャロには勝てない。

とはいえ、目の見えない早絵さんにとっては決して楽な道のりではない。

またイモトにとっても立木さんのペースを見ながら、声を

掛け続けるのは容易なことではない。

初日の山小屋マンダラハットに到達。

この日の食事は早絵さんとイモトが担当。

支えてくれるクルーに豚汁を振る舞う。

食事は唯一の楽しみ。

さらに内村から『おにぎり』の差し入れが!

日本の味・梅干し。


夜7時には就寝。


2nd:ドキュメント≪呼吸の乱れと3,000m超え≫

登山2日目

今日は15キロ、高度差1,000mを登る。

気温は10度。

緑の参道は徐々に草原へと変わって行く。

8月17日 この日は、標高3,700mのベースキャンプ。

ホロンボハットを目指す。

行く道は徐々に険しさを見せ始める。

2人の呼吸はまずまず。

出発から8時間。


8月17日、2日目の山小屋ホロンボハット。

標高は富士山頂とほぼ同じ

このホロンボハットで高所に順応する為、2日を過ごす。

2日間登り続けて身体はパンパン


3nd:ドキュメント≪不安と正念場≫


8月19日、登山4日目。

今日からが本番。

標高は4,000mを超え、

酸素濃度は、徐々に低下。

ここから先はいつ高山病になってもおかしくない。

気丈に振る舞ってきたサエさん。

しかし慣れない山での生活や想像以上に厳しい道のりに

不安を隠せなくなって来ていた。

しかし山は容赦がない。

標高が上がるたびに、息が乱れる。

いうなれば、酸素の足りない状態で走り続ける長距離走。

だが苦しいのはイモトも同じ。

さらにイモトは早絵さんに足場を伝えるため、

喋り続けなければならない。

声を掛け合い、お互いを励ましあって前へと進む。

ついにアフリカ最高峰の頂を捉えた。

ここから2時間ほど進んだベースキャンプが

24時間テレビ、最初の中継ポイントとなる。

標高は4,300m

ジャングルから始まった登山も

あたりは、動植物の一切ない荒涼とした風景となった。

この辺りは、緩やかなのぼりが続く

しかし、前へ前へと気をはやらさえればたちまち息が切れる。

酸素濃度は、平地の2/3。

一度呼吸を乱せば取り戻すのに時間がかかる。

不安が押し寄せる。

4nd:ドキュメント≪初中継と日本での本番≫

午後15時、ベースキャンプに無事到着。

この日はNEWS ZEROの中継があった。

初中継、無事終了。


そしていよいよ24時間テレビ当日を迎えた。


標高4,600mで目覚めた二人。

気温は8℃

幸い高山病の兆候はない。

日本では、24時間テレビの放送がスタート。



キリマンジャロの早絵さんとイモト。

最終拠点となる山小屋を目指しひたすら登り続けた。

そして、最終拠点に到着!

5nd:ドキュメント≪この想いの向こう側≫


仮眠はわずかに3時間

そして、深夜11時30分、装備を入念に整え

いよいよ山頂アタック。

まずは、ご来光が最もきれいに見えるポイントを目指す。

これまで、津軽海峡の遠泳やトライアスロンと過酷な挑戦に挑んできた。

しかしそれらは入念に練習を積み。

本番に成果を出せば乗り越える事が出来た。

だが、登山は心が試される。

ただひたすら耐え、その瞬間の苦難を乗り越えて行けるか。

標高5,000mが最も苦しいゾーン。

それでもイモト この標高で声を絶やさない。

だが、あまりにも辛い。

こんな想いをしてまで、この先に何があるというのか?

早絵さんの心が折れそうになる

止まる事も許されない。

とにかくこの場を乗り越えるまではギブアップも出来ない。


標高5,600mギルマンズポイントに到達。



ここから日本に向かって御来光を届けるのが

二人の目標のひとつだった。

しかし見る限り、早絵さんはすでに限界。

せめて御来光を感じ、中継を果たしてから下山させてあげたい。


6nd:ドキュメント≪最終アタック≫

早絵さんの大好きな応援歌、かりゆし58【オワリはじまり】

が流れ、そして早絵さんを遂に朝日が照らす。

まぶしい程の御来光と大好きな歌が再び力をくれた。

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決意は固まった。

ここから更に進み、

アフリカ最高地点ウフルピークを目指す!

そこに日本から電話が入る。

日本で2人の勇姿を見届けていたイッテQ!メンバーだ。

イッテQ!メンバーからも力をもらい、再び出発。

目指す頂までは残り2キロ、最後の力を振り絞る。


ここまで登ってきた長い道のり

その努力はあと少しで報われる。

さぁキリマンジャロチーム。

標高はすでに5,700m。

傾斜は比較的緩やかだがとにかく空気が薄い。

酸素量は平地の半分以下。

さすがのイモトも声が出せない。

しかしさすがはイモト、中継となると良く喋る!!

頂上までたった1キロ。

しかし、それが信じられない程遠い。

そして遂に捉えた、標高5,895mの頂「ウフルピーク」!

ここまでどれだけ歩いてきた事だろう。

想像もつかない標高6,000mの世界。

ただ1つづつ目の前にある事を懸命に乗り越えてきた。

あと50m、あと10歩、そして・・・


遂に来た、標高5895mアフリカ大陸最高峰

キリマンジャロ登頂見事に成功!!


 ≪エピローグ≫

周囲5千キロここから見上げるものは何もない。

雲海は遥か眼下に、乱れる吐息の他に物音1つしない静寂の世界。

無数の動植物が命の営みを見せる広大なアフリカ大陸。


しかし数億年の歴史の中で輝ける山、

キリマンジャロの頂きに立ち入る事を許されたのは

唯一人間の冒険心だけ。

早絵さんの挑戦はコレからも続く。

人生を全力で送る為に・・・

立木早絵キリマンジャロ.jpg

早絵さん、イモト、キリマンジャロ登頂おめでとう!


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